大雪の大晦日

実家の庭から

起床後、「キリクと魔女」を見ながら帰省準備。確かに高畑勲監督が好きそうな話だなあ。それではよいお年を。

11時過ぎに、実家に向けて出発。最初は雨がパラつく程度だったのに、越谷を過ぎたあたりから雪になり、各所の跨道橋ではしっかり積雪が。道は比較的空いてたけど、どんどん視界が悪くなってきていよいよ本降りに。

宇都宮に到着したのは14時前。新4号から外れて一般道に出ると、路上のあちこちで既に雪が積もってて、自宅近辺では何度かスリップしそうに。ブレーキを踏むとガリガリいってちょっと驚いたけど、これがABS作動時の感触だそうで。ふーん。でもってどうにか無事実家に辿り着いた時には一面雪景色に。全国的に雪が降って多くの高速道路が通行止めになってたとは知らなかった。21年ぶりの大雪でめちゃめちゃ冷え込んでるし、もっと遅く出発してたら大変な目に遭うとこだったわけか。ふう。

〔本日の昼メシ〕 実家でいろいろ。宇味家の餃子が出てきたような。こんなに大雪だと、もうどこにも出かけたくないなあ。雪の中初詣に行く人達も多いみたいだけど。

晩は両親に合わせて紅白歌合戦を視聴。まともに見たのは久しぶりだなあ。笑えない寸劇や演歌の大御所達が妙に幅を効かせてるところ、大河ドラマPRが多いところは相変わらずで、韓流にやたら媚びた構成がますます趣味の悪さというか腰の据わらなさ加減を露呈して、退屈この上ない出来でした。

伝統芸能の重みもないし、いったい誰が喜んで見るんだろう?と思ってたら、案の定、1/2には史上最低視聴率を記録したとの記事が。間違いないと思ってたけど、やっぱり40%を切ったな。ビデオリサーチ発表資料を見ると、仙台や岡山・香川などの地方都市でも低落傾向が顕著で、もはやただの歌番組でしかない様子が明らかになってます。今後も浮上する兆しはみられないし、演歌とともに紅白も、高齢者(60代以上)にしか受け入れられない芸能へと落ちぶれていくんだろうなあ。そしてNHKも。

P.S. 「」という字が似合い過ぎた2004年もこうして終了。個人的にも、遂に大台に乗ったこの1年、あんまり充実してなかったなあ。心機一転、来年こそは。