鈴鹿8耐・決勝日

サムウェラ&ファイズ

6時前に起床〜「はな房」を発ち、一路サーキットへ。飛び出し坊やであふれるこの田園風景は変わらないな。6時半過ぎにはファミマで朝メシと飲み物関係を買い出し。ここはやっぱりスタッフで混み合ってるなあ。そして7時には駐車場へ。おお、近いって素晴らしい!。いつでもクルマに戻れる距離がこんなにありがたいとは。

でもってさっそく仮面ライダービレッジに出向き、一昨年のファイズチームシャツを買おうとしたところ、響鬼関係じゃないと5,000円以上でも細川茂樹握手会の参加券がもらえないとのこと。昨日チームシャツを買ったのに、昨日と今日は別、と店員の対応は剣もほろろ。うーむ。。。結局後輩の気配りでなんとか5,000円分買って参加券を入手。ふう。感謝です。

7時半にはホスピタリティブースに行ってとりあえずテーブル確保後、そのままピットウォークに参加。上から見下ろすと、なんともいえないものが。こうして人は勘違いして思い上がっていくんだな。と自覚。

なんてことは後で思ったことで、この場は群がる人々に混じって各ブースをチェック。パドック裏で、各チームスタッフ8耐出場バイクを移動させてる現場に遭遇したりと、なかなか新鮮な光景が。響鬼ブースで鬼っ娘の皆さんが配ってた景品は、やはりプレイヒーローLのヒビキでした。これって昨晩マックスバリュで買ったのと同じヤツでは。。。まあ同時に買ったイブキは配ってなかったし、以前半額で買ったトドロキとで3人分揃うし、主役ダブリでもOKってことで。同じく響鬼ブースでは、宮城監督や山口、徳留両ライダーがサイン会を。サービス精神旺盛だなあ。

引き続きピットウォークの様子を。今回は土曜と日曜2回の計3回にわたって撮影機会があったせいか、気合はあまり入ってなかったのに撮影枚数はかなりのものが。カメラ目線もバッチリのキャンペンガールのフォトギャラリーは鈴鹿8耐公式サイト日刊スポーツに満載だし。おまけにそれぞれの公式サイトまでリンクしたブログもあったりするんで、敢えてたくさん載せませんが。

とにかく8時半までの間、茶レンジャーは恒例の冷たい緑茶を配ってたり、スダチ?や床屋看板?など、謎の着ぐるみ各種があったり。コース上では南山大チアリーディング部のパフォーマンスなどもあって、いろいろ飽きさせないものが。

9時からのウォームアップ走行に伴い、後輩に確保をお願いしといたE席に移動して朝メシの続きと水分補給(アルコール入りですが)。しばらく休憩をかねてぼーっと見てると、目前の1コーナーで2台のマシンが絡んでクラッシュ!。ゼッケン3と47、どちらのライダーは2人とも歩けてたんで大事には至らなかったようだけど、マシンは大破。他にも3台がクラッシュしたそうで。早くも荒れ模様だなあ。途中から二階席で観戦。暑いけど見晴らしはいいなここは。

そんなこんなでウォームアップ終了。上位陣の予選トップ4はそのままトップ4を獲得。こっちは順調では。

10時前にはコース上でアトラクションタイムがスタート。例年だったらその辺をブラブラしてる時間帯だけど、今年はさっそくパドック内に移動し、ホスピタリティブース観戦者向けのピットウォークに参戦。さすがは選ばれし者向けのイベント、昨日や先ほどと比べて圧倒的に客数に余裕があってありがたい限り。厳密にいうとホスピタリティブース観戦者も、招待客とそれ以外とで行ける場所が違ってたりするわけですが。

先ほどクラッシュしたマシンを必死に修復中のチームから、景品のステッカーや携帯ストラップ・ネックストラップなどを配りまくってるチーム、お子様向けに愛想を振りまいてるチームまで、パドックでは様々なスタンスが。小池由佳をはじめとする響鬼レディはお子様と大きなお兄さん達に人気で、でちゃう!ガールズ人海戦術であちこちにあふれてました(何が?)。メディアの人々に交じってコース上からキャンギャルの皆さんがずらりと並ぶ様を鑑賞。これはまさに壮観!。

そうこうしてるうちに、パレード走行のスタンバイで歴代ライダー達がマシンに跨ってる現場を見つけて即移動。やっぱりお姉さんよりこっちだろう、ってことで。ライダーといっても仮面ライダーなわけですが(^_^;)。おお、「仮面ライダー THE FIRST」の1号&2号をこんな間近に見られるとは!。他にもAKIRAの金田バイクが。各ライダーがポーズを取る中、ブルースペイダーのプラグがかぶったらしく、完全にエンジンストップ。途方に暮れる中の人と、修復を試みる山のような体型のメカニック?が好対照でした。さすがはプロが居並ぶ現場、一瞬奥に引っ込めた後は快調なエンジン音が。ハラハラしたけど全くの杞憂だったか。

そんな中、ふと気付くとサングラスを額に載せたブロンドの若い女性がニコニコしながらファイス&オートバジンの傍らに。ん、この子はサムウェラ・デナルディでは?ということでさっそく記念撮影。ライダースーツ姿だと勇ましいけど、モデル並みのルックスだし、こうして見るとその辺のキャンギャルより圧倒的に映えるなあ。ということで、そっちにすっかり気を取られてるうちに、響鬼がキッズライダーを従えて凱火でパレード走行中の様子をきちんと撮影できず。これじゃなんだかよくわからないよなあ。

さんざんピットウォークを堪能した後、今回の正式な指定席、S2増設席に移動。入り口がわからず、10分以上あちこち彷徨いました。さすがにここの席は殆ど埋まってるなあ。決勝の来場者数は7万2000人だったそうで。

オープニングセレモニー各種も終わり、11時半にはいつものようにカウンドダウン〜ルマン式スタートで決勝が開始。セブンスターHondaの清成がポールショットを奪い、響鬼Hondaは4〜5位を走行。

スタートから1時間近くS2席で観戦後、エンジョイキッズステージに移動し、12時半からの仮面ライダー響鬼ショーを見学。あー暑い。。。移動するだけで汗だくに。ステージでは流しのギター弾きのような雰囲気の轟鬼がいい味出してました。一方、威吹鬼はクライマックスになって登場してきただけで存在感が薄かったなあ。そうそう、こっちは音撃棒を腰につけたなりきりっ子もいて面白かったです。親が面白がってコスプレさせてるんだろうか?

〔本日の昼メシ〕 アドベンカリーにて激辛8耐勝つカレー。要するにカツカレーです。ちょうどこの頃、ネギま!課外授業でそっちを見に来た連中はスゴイことになってたようで。関係ないな。

この頃になるとかなり雲行きが怪しくなってきて、あれ?と思う間に大粒の雨が。うわ、雨装備を何も用意してないのに。土砂降りで右往左往してるこの頃、場内放送で響鬼Hondaの山口選手がスプーンで転倒したとのアナウンスが。うわ、一昨年のファイズHondaの悪夢再びか。。。

雨に濡れながらホスピタリティブースに戻ってくると、響鬼ブースに黒山の人だかりが。招待客しか中に入れないんで遠巻きにみると、おや、あれはヒビキさんこと細川茂樹氏では?おお、みんなでキメポーズの撮影か。あの場にいたお母様の詳細なレポートがこちらに。

ますます雨が激しくなってきたんでPIAAのポンチョを購入。\4,000とは高いけど、まあ大事にすることにしよう。14時半からの細川茂樹氏握手会では、右手を差し出しながらの「がんばってください」と月並みなコメントに対し、力強く握り返してきて「ありがとうございます」との返事が。我ながら仕事モードが入ってたな。実際回りに関係者がいたし。

その後、コカ・コーラマルチステーションで大倉正之助沼光絵理佳セッションで鼓の響きを堪能してから細川茂樹氏のトークショーを見学。チームシャツの色使いのセンスの悪さに言及したり、司会者が響鬼細川氏自身について何も勉強してないことにツッコミを入れたり、映画の話はどうでもいいんですよ、とあえて煽ったりと、本人も言ってたようにバラエティ向きの性格かも。ここでは、かつてホンダスティードに乗ってたことなどを披露。(日記によると5年前にクルマと接触して乗るのをやめたそうです)

最前列に陣取ったお母様達がお子様そっちのけでうっとりと眺めてたのがとにかく印象的でした。こちらに現場にいた方のレポートが。当日の様子は東映公式サイトをどうぞ。

その後はホスピタリティブースに戻ってしばし小休止。この頃には雨もようやく上がったけど、レース的には北川、中富、岡田、渡辺、バンサン、キャミア、大崎、梨本と上位陣が次々転倒やクラッシュを喫する波乱の展開が。でもって結局はセブンスターHondaの1-2は磐石の態勢に。そんな中、我々は各自思い思いの行動を。ある者はヘアピンまで見に行ったり、ある者は疲れて寝てたり。こちらはとりあえずアプリリアのサムウェラがピットインしてきてライダー交代する現場を見てました。あとはB1自由席まで歩いて響鬼応援席の様子を見学。案外他の観戦席と変わらないな。

18時前にはS2増設席に移動し、決勝の残りを観戦。今年は結局あんまり遠くまで歩き回ってないなあ。右膝がヤバいし、なんといってもホスピタリティブースが快適だったもんで。その頃、響鬼レーシングチーム怒涛の追い上げを見せ、なんと終盤には5位に浮上。ヨシムラやモリワキ、ケンツ、スズキフランスなどライバル達の相次ぐ転倒に救われたとはいえ、ファイズの時にも10位どまりだったから、これはホントにスゴイぞ。

でもってそのままセブンスターHondaの宇川・清成組がトップチェッカー。結局は横綱相撲だったなあ。青木治親3位表彰台なのもめでたいことです。そして響鬼Hondaは見事5位入賞。昨年の4位には及ばなかったけど、転倒後のリカバリーは記録モノでは。ホントに皆さんお疲れ様でした。

レース一連のレポートは響鬼Honda公式サイトをどうぞ。

レース終了直後には恒例の盛大な花火が。隣席のお姉様が、8耐の昔話を連れの女性に延々と語ってたのが印象的でした。やっぱりファンの高齢化は疑いようのない事実だよなあ。そういった意味で、今どきの若者はそもそもデカスクくらいにしか乗らずレースにも興味がないわけで、確実に見込める家族連れを呼ぶためには、キャラクターやタレント、TV番組との連動は必要不可欠なんだろうな。もちろんレース自体のレベルを上げながらわかりやすく説明する努力も怠るわけにはいかないし、なかなか難しいところでは。

それはさておき、今回はせっかくホスピタリティブースに行けるんで、ピット裏にあらためて移動して各チームの様子を見学。すると、各チームともプールへの飛び込みや水かけで大騒ぎ状態!スタッフ、ライダー、観客が一緒になって盛り上がってるところもあったりして、危うく被害に遭いそうに(^^)。この現場に立ち会えて心底満足。

その後、各賞の表彰式で盛り上がる関係者達を横目に駐車場へ。うん、やっぱりメチャメチャ近くて便利だなあ。ホントに今回は異例尽くめのイベントでした。まずは感謝。来年のことを言うと鬼が笑うけど、少なくともここにはまた来よう。

20時半にはクルマに乗り込み、セルフでガス補給後は鈴鹿ICから高速で一気に名古屋へ。今回の宿、三交イン名古屋に辿り着くまで、そして指定駐車場(一昨年も使ったオータケパーキング)からチェックインするまで時間がかかったため、晩メシを食いにホテルを出たのは22時40分。

ということで、「世界の山ちゃん」がラストオーダー直後(神田須田町支店が出来たとは)、結局「居心伝」で飲むという去年のデジャヴ現象を連発。今回は後輩がダウンしなかったのが唯一違ってた点かな。

P.S. そういやコカ・コーラ鈴鹿8耐記念バッジ、見事外れクジで結局もらえなかったなあ。それはともかく、この文を書いてるのが8/21ってことは、3週間もかかってしまったってことか。さて、続いて愛・地球博レポートに着手せねば。。。