鈴鹿8耐・決勝日

ブレイドの中の人

朝5時に携帯のアラームで叩き起こされました。宿に入った時に蒸し風呂状態だったんでエアコンつけっ放しで寝たところ、すっかり乾燥してノドが痛いです。ああ失敗した。。。朝つけたTVではSMAPが。27時間TV、そういや今日だったのか。

昨年までの宿の近くだったことが幸いして、途中ファミマに立ち寄りつつ順調にサーキット到着。そして例年最大のイベント(そうか?)、7時半からのピットウォークに。数多くのライダーに混じってこんな職業ライダーも。剣崎くんこと椿くんです。ちょうど番組が放送されてる時で、金切り声をあげてメディアのカメラマンを邪魔者呼ばわりする腐女子も複数いたようです(^^;)。この他に、ブレイドギャレンの写真もあります。そしてセブンスターホンダチームで宇川選手サインをもらい損ねたり、最年長の根本健選手サインをもらったり、多くのキャンギャルを見たりしてるうちにタイムアップ。例年の如くバズーカ砲のようなカメラ&脚立のヌルヌル親父達は邪魔だし、年々配り物も少なくなってきてるけど、それなりに収穫でした。デジカメ&カメラ付き携帯が多くなったなあ。

9時からのウォームアップ走行や、10時ちょい前からの仮面ライダーマシンパレード、そしてキャンギャルや選手の紹介などのアトラクションを観戦。いつものことながら、新郎新婦は暑そうで京本政樹氏は嬉しそうでした(^.^)。千石氏や高原兄氏がいない8耐、決して彼らのファンだったわけじゃないけど、代わるキャラクターがいないと味気ないものが。ところで、デカスクで走ってたエリアンナって何者?

11時半にいよいよレーススタート。期待されてたヨシムラスズキJOMOがいきなり出遅れたり、序盤にスプーンで相次いだ転倒車の処理でセーフティカーが2位の前に入って1位のセブンスターホンダセブン宇川車との差がラクラク1周ついてしまったりと、スッキリしない展開が連発。これでセブンスターホンダセブンは余裕のトップ走行となり、急激な追い上げを見せてたヨシムラは救われるなど、結果的に思い切りレースの行方を左右したわけで。なんだかなあ。とりあえずスタート写真をば。このオプティオはシャッターを押してから写るまでのタイムラグがあるんで、結構コツが要るなあ。

まずE席でビールを飲みながら牛串。午後は曇って多少なりとも過ごしやすくなってきたんで、13時過ぎからコースを時計回りに歩き回ることに。途中、デグナーカーブで2台の接触・転倒を目撃。松本選手が巻き込まれたTeam MIIRは応援してただけに残念。。。いったんコース外に出た後に2輪専用新シケインを見たり、ヘアピンや130Rを見たりとぶらぶら。そして、カシオトライアングル手前に大量の花束や飲み物が供えられているのを見て切ない気分に。加藤大治郎選手の事故から1年3ヶ月、本当に惜しい才能を失ったものです。合掌。

〔本日の昼メシ〕 ヘアピンコーナーの売店で冷やしきしめん。ここはマシンを撮影するには格好のポイントです。この辺まで来るのはホントに久しぶりだなあ。なにしろ、グランドスタンドからかなり遠いし。1994年のセナ追悼F1GPを見たのはちょうどここだったな。あの時は雨で、他にもいろいろあってかなり複雑な気分で観戦してた記憶が。

レースは5時間半経過。トップはずっとセブンスターセブンの宇川・井筒組で、スタートで出遅れたヨシムラが2位、ブレイドは5位です。グランドスタンド裏広場に戻って、セブンスターホンダのマシンに跨ったりブレイドショーやキャンギャルオンステージを見たり、スタンプラリーでウルフアンデッドのカードをGetしたりヨシムラ創立50周年・鈴鹿8耐特別展を見たり土産を物色してるうちに、すっかり夕暮れ時に。いつものことながら土産選びには苦労させられます。

ブレイドホンダのミニタオルは既に完売してたんで、序盤でリタイアした阪神タイガース桜井ホンダのネックストラップを購入。この辺の写真は、ピットウォークも含めて後ほどインフォシークアルバムに掲載予定です。でも時間がないんで週末まで遅れるかも。

A席に戻ると、ケンツの北川圭一選手が昨年同様終盤でリタイアしてたり、ブレイドホンダの山口辰也選手がピットロードスピード違反でペナルティを受けたりといったトラブルの後で、上位陣に順位変動もなくゴール目前、といった状況。今年からエリア指定になったこともあるけど、スタンド席のこのガラ空きぶりは深刻だよなあ。主催者発表は昨年と同じ7万人だけど、実際には5万人くらいしか来てないんじゃ?。

そして日も暮れ、さしたる盛り上がりもないままに実況アナの空回り気味絶叫とともにゴール。やっぱりもっとバトルがないと面白くないよなあ。ホンダワークスに唯一対抗できたであろう、ヨシムラのスタートミスが悔やまれるところです。表彰台には、2位のヨシムラ、そして3位の森脇選手と関係者が皆ポップ吉村氏の遺影を掲げて、なんだか20世紀の総決算といった印象に。かつて猛威を振るった外国人選手もいないし、明らかにローカルレースになっちゃったなあ。。。ホンダワークス一人勝ちはつまらないけど、かといってプライベーターだけになったら更にレベルが低下しそうだし、悩ましいところです。そろそろ割り切りが必要な時期なんだろうけど。来年はどうなるんだろう?レースレポートは、ホンダがこちら、スズキがこちら、そしてヨシムラのBlogがこちらです。

まだやってる完走者の祝賀会とダンロップブースのイベントを横目に、残りのお土産(水まんじゅうとか)を買って21時前には鈴鹿を後に。来年はもうちょい盛り上がるといいんだけど。とにかく参加した皆さんお疲れ様でした。あと日帰りで来たN川原君、ご苦労様です。さほどの渋滞もなしに、鈴鹿ICから東名阪道名古屋高速経由で丸の内出口からツインタワー方面を目指し、22時半には「スーパーホテル」に。黄色い巨大看板にはギョッとしますが、安くてキレイでオススメの宿です。朝食サービス、ネットもOKで6,000円しないし。でもってようやく晩メシ。向かいの「世界の山ちゃん」はラストオーダー直後で残念だったけど、新宿や南池袋でいいか。偶然見つけた「居心伝」が安くて美味くてよかったです。酔虎伝や八剣伝は、ここと同じくマルシェの経営だったのか。イメージ戦略って重要だなあ。

P.S. そして部屋でF1ドイツGP決勝を見ながら焼酎で乾杯。眠い。。。またシューマッハか。